ハーレーのキャブレター「S&S」交換や調整とは

ハーレー

ハーレーを買ってから徹底的にチューニングをしていきたいという人は多く、やはりエンジン周りにも手を入れたいと思う人もいるでしょう。燃料供給をするキャブレター、インジェクターに手を加えてもっと自分好みのハーレーに仕上げたいと考える人も大勢います。

キャブレターはハーレーでよく用いられているもので、どんなキャブレターにしようかと悩むことも珍しくありません。ハーレーのキャブレターには純正のもの以外にも取り扱っているメーカーがいくつかありますが、その中でも人気が高いのがS&Sです。

S&Sのキャブレターはハーレー純正のものとを同じ固定ベンチュリー式になっているのが特徴で、調整やメンテナンスがしやすいことが人気の理由の一つです。まだハーレーを買って間もない人でもマニュアルや参考書を見ながら自分なりにチューニングすることができるでしょう。S&Sのキャブレターは性能が高い割に価格は低めでコストパフォーマンスが高いことからも人気になっています。

S&Sのキャブレターは大まかに分けると三種類あって好みに応じて使い分けることが可能です。原型となっているのがBキャブと呼ばれるもので、それに加速ポンプを取り付けた仕様になっているのがEキャブと呼ばれています。そして、Eキャブの口径を大きくして高性能エンジンに対応しているのがGキャブです。スタンダードなのは高加速が可能なEキャブですが、調整により独自の味わいを出せるBキャブも人気があります。
大排気量を生かすためにはGキャブになり、1500ccクラスになるとGキャブを使うのが一般的です。初級者ならまずはEキャブから始めて自分なりのこだわりに合わせてBキャブやGキャブも検討しましょう。