ハーレーのイグニッションの役割と交換

エンジン回り

ハーレーをはじめとするオートバイには、イグニッションと呼ばれる装置が搭載されています。これは、エンジン内の混合気にエンジンを始動するために点火をさせるための装置です。
エンジンを始動させるには、大きな電力が必要となるために、イグニッションでは、電気を増幅させる作用があります。

稀に、イグニッションは故障したり不調になったりする可能性があります。不調になる兆候としては、「エンジンを始動しづらい」、「アイドリング時のエンジン回転数が不安定」、「加速中にエンジンの吹け上がりが悪い」、「エンジン警告灯が点灯する」などの兆候が現れるので、そのサインを見逃さないようにしましょう。このような兆候が現れた場合は、イグニッションを交換するのがおすすめです。しかし、イグニッションを交換する前に、エンジンのスパークプラグを確認しましょう。スパークプラグを確認して良好な状態にすることで、上記のトラブルを改善できることもあります。
イグニッションを交換するよりも、スパークプラグ交換の方が安く済みます。

女性とハーレー

一般的に、イグニッションの交換の目安は、約10万キロ走行時と言われていますが、それぞれのライダーの走り方のスタイルにて、交換時期の目安は変わってきます。車検や定期点検の時期にしっかりと確認してもらうのが得策です。イグニッション周りの構造は複雑ですので、交換する場合はディーラーや整備工場にお願いするのが良いでしょう。

交換料金の目安は3万円〜4万円程度です。